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芝生

芝生(TM9)の更新作業【緑化をキープする手入れ時期と順番】

芝生 更新作業 順番

 

「芝生の更新作業でどんなことするの?時期や手入れの順番について詳しく知りたい」

 

TM9の芝生にして約8年の経験から【芝生(TM9)の更新作業について】詳しくお伝えしています。

芝生(tm9)手入れ実践記

 

もっぱら芝生の手入れは芝刈り程度だった頃の悩み

  • 「以前よりも芝生に元気がなくなった気がする」
  • 「青々しい芝生を復活させたい」
  • 「見た目の景観が整った芝生にしたい」

 

 

定期的に更新作業をした結果

  • 「芝生(緑)のじゅうたんが完成」
  • 「ご近所さんから羨ましがられるようになった」
  • 「芝生に愛着が湧いてきた」

 

更新作業の手順について使っている道具を含めて、実際の写真と合わせて参考にしてみてください!

 

 

芝生(TM9)の更新作業【緑化をキープする手入れ時期と順番】

芝生 更新作業 tm9

 

芝生(TM9)の更新作業は1年の中でも重要度の高い手入れの一つです。

 

休眠期にあたる冬場を過ぎた芝生は暖かくなり始める春先ごろに生育期を迎え、芝の色が徐々に緑色になり始める時期を目安に芝生の更新作業を進めていきます。

 

地域による違いはあるものの更新作業の時期は3月ごろを目安に計画しておきましょう。

 

 

具体的な更新作業は主に6つあり、1日で全ての手入れを行うのは到底できないため、天気予報を確認しながら1〜2週間ほどかけて徐々に進めていきましょう。

 

 

芝生の更新作業ってなに?

芝生 更新作業について

 

芝生が成長しやすいように土壌を活性化させ芝生が育ちやすい環境に整えてあげる作業を「芝生の更新作業」と言います。

 

芝生は年月とともにサッチと言われる堆積物が溜まり出し、雨水や人が踏み入ることで地面が踏み固められて徐々に芝生が育ちにくい環境へと変わってしまいます。

 

そこで芝生が育ちやすいように環境を整えてあげる更新作業が必要となるんです。

 

 

主な更新作業は次の通りです。

  1. 「芝刈り」
  2. 「サッチング」
  3. 「コアリング」
  4. 「エアレーション」
  5. 「肥料」
  6. 「目土入れ」

 

雑草の抜きとりや水やりなどは日頃から手入れを心がけておきましょう。

 

 

 

更新作業は緑化をキープするため!

 

花壇に咲いてる花や、畑で育てている野菜などと同じように植物を上手に育てるコツはなんと言っても”土作り”にあります。

 

とはいえ花壇の花や畑の野菜などは植え替えたりする際に土を掘り起こすことができますが、芝生の場合は土を掘り起こすことはできませんよね。

 

更新作業をする目的は”芝生の成長に必要な養分を吸収しやすい環境に整えてあげる”ことにあります。

 

「のぽ」
「土壌改善」→「環境を整える」→「青々した芝をキープ」

 

 

 

更新作業の時期【芝が緑色になり出す前が理想】

芝生 更新作業 時期

 

地域や気候に違いはありますが、芝生の更新作業の時期は春先ごろがベストです。

 

  • 暖地型芝(高麗芝・TM9・ティフトン)の場合:地温が15℃以上になる時期

 

目安としては桜の開花時期に合わせて芝生(TM9)の更新作業を進めていくのが理想でしょう。

 

 

 

暖かい季節を迎え、芝の色が徐々に青々しくなる頃(2月下旬ごろ〜4月上旬ごろ)を目安に更新作業を行います。また「芝生に元気がないなぁ」と感じる時は、秋(10月頃)にも更新作業を行うようにしています。

 

 

更新作業は少なくとも芝生へのダメージがあり、芝を張って1年ほどは芝の根がしっかりと根付いていない可能性があるので、芝を張って間もない時期は目土入れや水やりなどの手入れに抑えておくのがベストです。

 

1年の中で最も芝生が青々する時期は夏場です。見た目の整った芝生をキープするためにも緑化が始まる前の成長期に各作業を進めていきましょう。

 

 

更新作業の順番

芝生 更新作業 順番

 

毎年決まった手入れの順番で芝生(TM9)の更新作業を進めています。

  1. 「芝刈り」
  2. 「サッチング」
  3. 「コアリング」
  4. 「エアレーション」
  5. 「肥料」
  6. 「目土入れ」

 

1日で全ての更新作業をする必要はないため数日に分けて計画を立てていきます。

 

 

 

芝刈り

芝生 更新作業 低刈り

 

芝生(TM9)の更新作業をするにあたって初めに短めに芝刈りを行います。

 

シーズンにもなると1番きれいに芝刈りができる印象から、刈り高さはいつも決まって「25mm」に設定している我が家ですが、更新作業の始めは15〜20mmの高さで「低刈り」に整えていきます。

 

ポイント

伸びすぎてしまった芝を刈る際は【10cm→5cm→2.5cm】のように二度手間ですが、芝刈り機の刈り高を徐々に低くしていくのがおすすめ。

 

芝生 tm9 更新作業

 

はじめに低刈りすることで、その後の作業(手入れ)をしやすくする狙いがあります。

 

 

芝刈り後の芝カスについてまとめた記事はこちら

芝刈り後の掃除
芝刈り後の掃除【刈った芝の集め方から使い道・そのまま放置はNG】

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サッチング

芝生 更新作業 時期

 

 

レーキを使って刈り芝などの芝生の根元に堆積したサッチを取り除くためにサッチングを行います。

 

「サッチング=芝生の掃除」ですよ
「のぽ」

 

サッチングの重要性

 

 

サッチを取り除き、成長に必要な養分を芝生が吸収しやすい環境に仕上げていきます。

 

サッチング 更新作業 レーキ

 

サッチングは芝生管理の中でもトップを競うほどの重労働な手入れだと実感、レーキを使ってサッチを掻き出していきますが”きりがない”のでほどほどのところで終了です。

 

芝生,サッチ,取れない,きりがない
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更新作業の最後におこなう「肥料と目土入れ」の際に”サッチング分解剤”を加えて集めきれなかったサッチを除去するようにしています。

 

 

 

即効性は期待できないものの、ゴルフ場などでも使用されているサッチ分解剤の「イデコンポガーデンEV」有機肥料も含まれているので、散布後2〜3ヶ月ほどかけてじわじわ芝の緑化を促してくれるでしょう。

 

 

イデコンポガーデンEVの散布時期について詳しくまとめています。

イデコンポガーデンevの時期
【最適な時期はいつ?】イデコンポガーデンevを散布する季節は?

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コアリングとエアレーション

コアリングとエアレーション

 

使っている道具は「ローンパンチ」と「ローンスパイク」が合体したコアリングとエアレーションが同時に行える道具を愛用。

 

 

名前こそ似ていますが用途の違いは次の通りです。

  • 「ローンパンチ」:「芝生の下の硬くなった(古い)土を掻き出す道具」
  • 「ローンスパイク」:「芝生の穴を開けて養分を染み込みやすくする道具」

 

芝生 更新作業 tm9

 

「のぽ」
ガーデンスパイクもローンスパイクと同様に土の中に養分を届けやすくするための道具です。土壌改善を目的とするなら「ローンパンチ」が鉄板アイテムでしょう。

 

 

道具の違いによる芝生への効果を比較すると次の通りです。

「ローンパンチ」 「ローンスパイク」 「芝スパイク」
通気性
排水性
コアリング効果
手軽さ

 

 

 

芝生に踏み入ったり、雨などで芝生の下は徐々にカチカチの固い土壌へと変化していきます。当然ながら固い土の中では芝生の根にとっては成長しづらい環境なんですよね。そこで硬く締まった土を掻き出すためにコアリング作業は欠かせない手入れとなっています。

 

 

ローンパンチ ローンスパイク どっち
ローンパンチとローンスパイクはどっちにすべき?【芝活8年の経験談】

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コアリングはこんな時に試したい!

  • 「芝生の隙間が埋まらない」
  • 「芝の密度が薄いを感じる」
  • 「水はけが悪くなった」

 

コアリング ローンパンチ

 

「のぽ」
「ザクザクっと穴が開く感触が気持ちいいんですよね」

 

コアリングすることで硬くなった(古い)土などを掻き出し土壌を改善し、芝の密度を高めていきます。

 

対してエアレーションは芝生の成長に必要な「水・空気・肥料」などの養分を染み込みやすくしてあげるために芝生に穴を開けていきます。

 

芝生 更新作業 時期

 

 

1度でコアリングとエアレーションを済ませたい方におすすめの道具です。またコアリング等で開けた芝生の穴は目土(目砂)を入れておきましょう。

 

芝生 コアリング 土壌改良

 

肥料やサッチ分解剤などを加えた目砂を撒いて土の中から土壌改善の効果を高めていきます。詳しくは次の通りです。

 

 

 

肥料と目土入れ

芝生 目土入れ

 

芝生の掃除(サッチング)を行い、養分を染み込みやすく(エアレーション)なったところで、更新作業の仕上げに「肥料と目土入れ」を行います。

 

※「目土」と表記していますが「目砂」を利用しています。
「のぽ」

 

目砂を選んでいる理由は、シンプルに砂同士の間に隙間ができ必要な養分を届けやすくするためと芝生の下の土が少しでも硬くなりにくいようにと考えて「目砂」を利用。芝生の生育状況を見ながらではありますが上記でお伝えした通り、目砂に肥料等を加えて芝生の根が成長しやすい土壌改善を行なっていきます。

 

芝生 目土 目砂 違い
芝生の目土と目砂の違い【こんな時はどっちを使うべきかを解決!】

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更新作業にて目砂と合わせて撒く資材は次の通りです。

 

芝生 土壌改善

  • 目砂:「根張りが良くなる芝の目砂」
  • 肥料:「硫安」
  • 土壌改良資材:「カルスNC-R」

 

正直なところ目砂に関してはこだわりはなく、近所のホームセンターや通販などで安く販売されている物ならOK!にしていますが、肥料はここ数年間「カルスNC-R」を愛用。

 

 

ポイント

カルスNC-Rはきめ細かい粉状のためカルス単体だけでは撒きにくいため、目砂(目土)と混ぜ合わせて散布するのがおすすめ。含まれている微生物が土壌を改善し、芝生の根が成長しやすい環境へと整えてくれます。

 

 

カルスNC-Rはキメの細かい粉状の土壌資材となるので、目土(目砂)と混ぜると均等に巻きやすくなります。またカルスNC-Rに「窒素成分」を加えることでカルスの含まれている微生物の活動をより高めてくれる効果が期待できるため窒素成分である「硫安」を加えた”ブレンドカルス”をおすすめします。

 

 

ブレンドカルス

  1. 目砂:均等に撒きやすくするため
  2. 硫安:微生物の活動を促進させるため
  3. カルスNC-R:芝生が育ちやすい土壌にするため

 

 

「のぽ」
「コアリングやエアレーションで開けた芝の穴を埋めつつ庭全体に散布していきます」

 

カルスNC-R

  • 「サッチを含めた有機物を分解してくれる」
  • 「土壌が改善され芝生が生育しやすい環境になる」

 

カルスnc-r どこで売ってる
ホームセンターで見かけないカルスNC-Rはどこで売ってる?

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目土入れのワンポイント!

芝の葉が隠れてしまわないように目土(目砂)を撒いたあとはトンボやホウキなどを使って芝に馴染ませるように均等に散布するようにしましょう。

 

 

目土(目砂)入れの注意点

 

芝の葉が隠れている状態が続いてしまうと、肥料やけなどの薬害の原因となるためです。

 

目土を入れて芝生のデコボコを平らする時にも同様に芝の葉が隠れてしまわないように注意しましょう。エアレーションやコアリングなどで開けた芝生の穴は目土(目砂)で穴を埋めておきましょう。

 

 

更新作業で青々した芝生を育てよう!

芝生 更新作業 順番

 

 

芝生の更新作業は1日で全て済ませる必要はないので計画的に進めていきましょう。

 

「のぽ」
「1番の重労働だと実感するサッチングは3〜4日ほどかけてぼちぼち手入れしていきます」

 

 

更新作業の時期は”芝生が元気に育ち始める”季節がベスト。

 

  • 春:2月下旬〜4月上旬ごろ

 

秋に更新作業を行う場合は10月ごろを目安に計画

 

ポイント

単純に更新作業の回数は1年に1回よりも2回手入れをした方が見た目の景観に違いがあらわれるのでおすすめです。

 

また手入れを行う順序は、芝刈り・サッチング・コアリング・エアレーション・肥料・目土入れの順番に更新作業を進め、仕上げにたっぷり水やりしたら完了です。

 

 

参考にしてみてください!

 

 

のぽ

令和になってブログを開設。 「趣味・興味・関心」をブログにて表現! 具体的な内容 ・「キャンプ」 ・「庭いじり」 ”1年前の自分に伝えたい事”をコンセプトに綴っています。

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