芝生の所々からキノコが生えてるよ・・・。
雨が降った翌日や水やりをたっぷりした後に、芝生の隙間からキノコが生えてきた経験は1度はあるのではないでしょうか。
- 「定期的にキノコが生えてくるけどなんで?」
- 「芝生のキノコはどうやって除去すればいいの?」
様々な理由から、芝生にキノコが育ってくるとも言われています。
そこで”今すぐできるキノコの撃退法”をご紹介。
目次
【水やりが関係してる?】芝生に生えるキノコの謎!
芝生のキノコが目につくのは、雨降りの翌日やたっぷり水やりをした翌日だったりしませんか?
キノコが大好きな環境はジメジメした場所です。排水性や通気性が良くない所であったり、日陰になりがちな場所だったりします。
芝生に生えるキノコは「水やり」が大いに関係してきます。
芝を張った後は水やりをたっぷりしましょう。と聞きませんでしたか?
- 芝張り直後の水やりの目的は→芝を根付かせるためです。
芝生の種類を問わず一般的に根付くまでにかかる期間はおよそ1ヶ月ほどと言われています。
春先(3月~5月頃)に芝生を張った場合2、3ヶ月後となると夏場に入り出し、晴天の日が続くと水やりをする必要があるのは確かですが、水やりのしすぎはキノコの発生を生む原因にもなりえます。
つまり、芝生にキノコの発生が見られる時は、土壌環境の悪化などから芝生にとって育ちにくい環境になり始めているというサインです。
他っておくと菌が繁殖して、キノコだらけのお庭になるなんてことも・・・。
そうなる前に手を打っておきたいところです。
現在生えているキノコはどうしたらいいの?
目の前に生えているキノコは抜き取るのがベストです。
キノコの数が多くなり過ぎてしまいどうしようという場合は、薬剤に頼るもしくはお日様に枯らしてもらうの2択となるでしょう。
詳しくは次の通りです。
今後キノコが生えにくい芝生環境にするには?
- 排水性⇒「エアレーション」
- 通気性⇒「サッチング」
以上の2点を定期的に行う必要があります。
芝生の手入れ・管理で外せないメンテナンスです。
対策①「エアレーション」
芝に穴を開けることで、主に排水性を高める作業です。
主な道具
- ローンパンチ
- ガーデンスパイク
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対策②「サッチング」
芝生の隙間に溜まった芝カスを取り除き、通気性を改善し風通しをよくための作業です。
主な道具
- レーキ
- 熊手
- 殺菌剤
殺菌剤に頼るのも有りですが、小さな子供やペットがいる家庭では殺菌剤を使うことに抵抗を感じますよね。その場に発生しているキノコの除去には最適な方法ですが、土壌の改善を考えることがベストでしょう。
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対策③「水やりは程々に」
芝の根づきが進めば、その後の水やりは程々に与えれば十分です。
植物の成長に水は欠かせませんが、ある程度土が乾いている状態も必要だということをお忘れなく。
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完全にキノコを防ぐのは難しい
キノコの発生はジメジメした環境や、風通しの悪さなど様々です。
上記で紹介した方法はあくまで対策の1つに過ぎないのも事実です。
完全に防ぐことは難しくてもキノコが生えにくい環境を作っていくことが大切です。
エアレーションやサッチング、水やりなど、いずれか1つだけの手入れだけで改善できる場合もあれば、全て試してみて初めてキノコが生えにくい環境を作り上げることができる場合もあります。
手軽に芝生の手入れができるアイテムなども参考にしてみるのもありですよ。
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