- 「初心者でも扱いやすい芝刈り機が知りたい」
- 「どんなところを見て選べばいいの?」
芝生(TM9)の庭にして7年ほどの経験から初心者さん向けの扱いやすい(失敗しにくい)芝刈り機選びのポイントは3つ!
- 「電動式タイプ」
- 「高さ調整できるタイプ」
- 「ダストボックスが付いている芝刈り機」
我が家は「電動式芝刈り機」と「ハンディタイプ(バリカン式)」の2刀流で真夏の芝刈りも済ませています。
初心者向けのおすすめの芝刈り機と合わせて詳しく解説していきます。
目次
芝刈り機は主に3種類【エンジン式は家庭用には不向き】
芝刈り機には主に「手動式・電動式・エンジン式」の3つのタイプに分けられます。
ちなみに我が家ではリール式の電動タイプの芝刈り機と、バリカン式の電動ハンディタイプの2刀流で芝刈りを済ませています。
主な使い分けとしてはメインと壁際の2つに分けています。
- 「リール式電動タイプ」→芝全体を刈る
- 「バリカン式電動ハンディタイプ」→家の壁際や外構ブロックのキワを刈る
どちらの芝刈り機もコンセントから電源をとることができるので便利そのもの。
一般的な家庭の庭で良く見かけるタイプの芝刈り機ではないでしょうか。
庭の広さにもよりますが、楽に芝刈りを済ませたいなら電動式一択!
「真夏の汗だくは覚悟してる!」という方には手押し式芝刈り機でしょう。
手押し式と電動式芝刈り機のメリットとデメリットは以下の通り
電動式 | 手押し式 | |
労力 | ◎ | △(特に真夏) |
価格 | ◯ | ◎ |
失敗のリスク | ◯ | △ |
「◎→満足!」・「◯→いいんじゃない!」・「△→う〜ん」
おすすめの芝刈り機【扱いやすい初心者向け】
扱いやすい芝刈り機を選ぶ上で押さえておくべきポイントは主に3つ。
- 「高さ調整ができる」
- 「刈り幅が一定である」
- 「刈った芝を集めておける」
詳しくは次の通りです。
高さ調整ができる
刃の高さを調整できるタイプの芝刈り機であれば、均一の高さに揃った芝に仕上げることが可能。モデルにもよるが5㎜単位で調整できる芝刈り機が多く5㎜〜45㎜前後で芝を刈れるタイプが初心者でも扱いやすい芝刈り機と言えます。
初めて芝刈りを行う際は「25㎜」もしくは「30㎜」あたりで刈り始め微調整を行うイメージでOK!
我が家で使用している芝刈り機も「5㎜〜45㎜」の間で調整できるタイプの電動芝刈り機ですが、20㎜・25㎜しか使っていません。
刈り幅が一定である
一般家庭用の芝刈り機であれば、刈り幅にさほど違いはない印象です。
もっと言えば、刈り幅に数センチの違いがあったところで芝刈りにさほど影響は感じないでしょう。
電動タイプの芝刈り機であれば1往復、2往復増えたところでさほどです。
また、真っ直ぐに芝刈りを行うことは至難の業だと感じます。もちろん、刈り幅が一定であることに越したことはありません。
刈った芝を集めておけるダストボックスは必須
多くの場合、電動式芝刈り機には刈った芝を集めておけるダストボックス的な袋が付属されています。
- 刈った芝をそのまま放置しておくのはNGです。
やがてサッチとなり芝生の生長の妨げとなって悪影響を及ぼすためです。
-
芝刈り後の掃除【刈った芝の集め方から使い道・そのまま放置はNG】
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そのため初心者に限らず、芝刈り機を選ぶ際はダストボックスが付いている物がベストでしょう。
見た目が整った芝に仕上げるコツ
- 「刃の高さを途中で変えない」
- 「庭に対し、縦方向・横方向に芝を刈る」
- 「壁際などのキワはバリカン式(手持ちタイプ)がベスト」
芝刈りのタイミング【真夏は大変です!】
芝刈りを行うタイミングは、植えた芝生の種類によって異なります。
一般的に4月頃〜10月頃にかけて芝刈りを行いますが、頻度に大きな違いがあります。
- 高麗芝:年に6〜7回ほど
- TM9:年に2〜3回ほど
芝生の種類と芝刈りの頻度(我が家の参考例)
- 芝生の種類:TM9
- 芝刈りの頻度:年に2〜3回
- 芝刈り機の種類:電動芝刈り機・バリカン式芝刈り機(ハンディタイプ)
年間スケジュールについて詳しくまとめた記事はこちら。
-
TM9(芝生)の植え方から手入れ管理まで年間スケジュールで確認!
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「芝刈りの頻度が少ないTM9であれば、電動タイプの芝刈り機より比較的安価な手押しタイプの芝刈り機で十分なのでは?」
- 電動タイプの芝刈り機を選んだ理由「真夏の芝刈りが大変なのは実家で経験済みだったから」
- 「刈り芝の高さを調整できる電動タイプであれば”楽して見た目がきれい”だから」
- 「手押しタイプはゆっくり歩きすぎると言うほど刈れないから」
言い方を変えてみます。
- 「真夏に日焼けを嫌って長袖、長ズボン」→汗だく確定!
- 「日焼けするのは別に気にならない」→刈った芝が汗で引っ付くのが嫌!
- 「冬になる前の芝刈りでは長さを調整したい」→短く刈りすぎると見た目が気になる
結局のところ、正直に言うと「楽してきれいな芝生にしたい!」の一言に尽きます。
- 手押しタイプの芝刈り機:5,000円程〜
- 電動タイプの芝刈り機:10,000円程〜
ハンディ(バリカン式)芝刈り機は楽天で3,000円〜4,000円程だった記憶です。
主に壁際などの芝刈り機では届かない部分バリカン式を1つ持っていると重宝することでしょう。
芝生を植えてすぐは芝刈り機不要
芝生の種類に限らず、芝生を植えてから間もなくは芝刈りを行う必要はありません。
なぜなら植えて間もない芝生に1番重要なことは「根付かせること」です。
おそらく5月のゴールデンウィーク頃にDIYでご自身で芝生の庭にされる方が多いことでしょう。(私も7〜8年前のGWに自分で張りました)
芝生の種類や張り方の種類によっても違いがあるため、一概には言い切れませんが「まずはたっぷりお水を与えてあげましょう」って聞きませんでしたか?
その理由は購入した芝生の根を庭の土壌にしっかりと根付かせるためです。
一般的に5月頃に芝張りをするのがおすすめされている理由の一つに、梅雨時期前に植えることで雨による自然な水やりが行え、初心者さんでも比較的上手に芝生が張れるためです。
気になる雑草は除草剤に頼りっきりの我が家です。
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TM9(芝生)の雑草だけに効く除草剤!正しい選び方と失敗パターン!
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初心者ほど高さ調整できる芝刈り機がおすすめ!
「茶色い部分が目立つな〜」と芝刈り後に感じたことはありませんか?
地面の凹凸が目立つ場合、見た目の整った仕上がりに仕上げるコツは、刈りとる芝の高さを調整することです。初心者さんこそ、長め設定で芝刈りを行うことで茶色くなる失敗を防ぐことが可能でしょう。
芝生を植えたすぐは、芝の1枚1枚の隙間が埋まっておらず段差があるため均等な高さになっていないはずです。
高さ調整ができる芝刈り機であれば整った芝刈りが行える
このような理由から芝を張ったすぐの芝刈りは基本的に不要です。
芝生のデコボコを直す一般的な方法についてはこちらからどうぞ。
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【扱いやすい!】おすすめ芝刈り機
家庭用のメインとなる芝刈り機3つとハンディタイプ2つを紹介。
- 見た目のデザイン性や色などはお好みでOK!
楽天やAmazonでの売れ筋ランキングでも常に上位の芝刈り機なので、タイミングによって売り切れてたらごめんなさい。
リョービ(RYOBI)電動タイプ
黄色いカラーが印象的な電動式芝刈り機。
使わない時は半分に折り畳んで収納できる
高さ調整も可能で扱いやすい初心者向けタイプ。
マキタ(Makita)電動芝刈り機
8段階の刈り込み高さ調整可能(10〜55mm)
230mmの刈り込み幅で家庭用として十分なスペックを発揮。
使わない時は折り畳んで収納できる。
アイリスオーヤマ(IRIS OHYAMA)
電動タイプで3段階調整(8mm/14mm/20mm)可能。
上記で紹介したリョービとマキタの芝刈り機と比べると性能自体は劣るものの、安価なところが魅力でしょう。
楽天やAmazonでも常に売れ筋の人気の芝刈り機です。