TM9の芝生に生えてくる雑草君たち・・・。
抜いても抜いても永遠に生えてきて嫌になっちゃいますよね。
TM9の特徴と言えば「伸びにくい」とか「見た目がキレイ」、「手入れが楽」などが挙げられ選ぶ人も多いですよね。実際に我が家もTM9にして7年ほどです。
当然ですが、TM9に雑草対策は必須です。
「雑草対策はしなくてもいい!」なんてどこにも書いてありませんからね。
- 「TM9(芝生)に合う除草剤の選び方を教えて」
- 「固形タイプと液体タイプならどっちがいいの?」
- 「おすすめの除草剤を知りたい」
「はじめの頃は除草剤なんていらないぜ!」と思っていましたが、3~4年ほど前から除草剤に頼りっきりの我が家です。
「TM9の雑草に除草剤を!」と言う方も多いのではないでしょうか。
TM9の芝生にあった、正しい除草剤の選び方をご紹介。
目次
TM9(芝生)の雑草だけに効く除草剤!正しい選び方と失敗パターン!
TM9(芝生)は植物の種類で分けると「イネ科」に分類されます。
ホームセンターなどで見かける芝生に使える除草剤ですが、言い方を変えると「イネ科の植物は枯らさない除草剤」ということになります。
つまり、TM9の庭に生えてくる気になる雑草がイネ科以外の植物であれば、基本的に芝生用の除草剤であれば使用可能で芝生を枯らさずに雑草だけを枯らしてくれます。
実際にホームセンターや通販サイトなどで芝生用の除草剤を探してみるとたくさんの種類があり、商品ラベルを見てみても難しそうな漢字が並んでいて結局どれを選んで良いのか分からなくなりますよね。パッと見でわかるのは液体タイプと固形タイプ位ではないでしょうか。
除草剤は液体タイプか固形タイプどちらを選ぶ!?
除草剤を選ぶ時にまず悩むのが「液体タイプ」と「固形タイプ」です。それぞれの違いは主に次の通りです。
- 「液体タイプ」⇒即効性が期待できるが持続期間が短い
- 「固形タイプ」⇒即効性はないが持続性が期待できる
液体タイプと固形タイプとでは期待できる効果が全くの正反対でどちらにもメリットとデメリットがあります。
雑草が”生える前”か”生えた後”では除草剤が違う!
芝生に限らず除草剤には「雑草が生える前」と「雑草が生えた後」とでは除草剤の種類に違いがあり、それぞれ使うタイミングが異なります。
- 「雑草が生える前」⇒発芽抑制剤
- 「雑草が生えた後」⇒茎葉処理剤(選択性処理剤)
雑草が生える前に除草効果が期待できる「発芽抑制剤」を、グングン伸びた雑草に撒いたところで効果はほぼ期待できません。
事前に雑草対策ができる人(こまめに手入れできる人)は発芽抑制剤の除草剤が向いていて、中々手入れができない人は雑草が生えた後に使える茎葉処理剤を選んでおけば間違いありません。
雑草対策が苦手な我が家では、雑草が生える前と生えた後に使える除草剤をそれぞれ購入し、定期的に散布していますが、目に見えて枯れていくのが分かる茎葉処理剤の方が使用率が多い実感です。(もちろん気になる雑草は手で抜くことも多いです)
・5月上旬頃のTM9の様子
・6月上旬頃の雑草状況(壁際)
雑草を枯らすために除草剤をTM9の芝生に撒いたからと言って、芝の色が特別変色する事もなく徐々に青々しくなっているのがお分かり頂けるでしょうか。
除草剤が効く雑草の種類は各商品ラベルに記載されているのでご確認ください。
「雑草対策に熱湯が良いらしいよ」と聞いたことがありませんか?
結論から言うと、雑草だけでなく芝生も一緒に枯らしてしまいます。
あらゆる植物を枯らす事ができる熱湯ですが、同時に土の中の微生物まで枯死させてしまい植物が生育するのに必要な養分がなくなります。
そもそも火傷の危険があるので芝生に熱湯をかけるのはお控えください。
TM9(芝生)に除草剤を使う時の3つの注意点!
ほぼ全ての除草剤に共通する使用時の3つの注意点がこちら
- 高温期は避ける
- TM9(芝生)を張った直後は避ける
- 極力立ち入らない
ペットや小さなお子さんに無害の除草剤も多く販売されていますが、雑草を枯らす効果が薄いと言われているようです。「無害」を謳っている除草剤は繰り返し使う事で効き目がアップするようです。念のため2~3日間を空けるようにしておくと間違いありませんね。
洗濯物や自転車置き場など、どうしても除草剤をかけた直後の芝生に立ち入る場合は、専用のスリッパなどを準備しておいて、使用後は裏を洗い流しておくのも安心ポイントですよ。
また風の強い日も注意が必要です。
- 花壇の花や家庭菜園で育てている野菜に飛散するため
- 洗濯物に飛散するため
- 近所のお庭に飛散するため
TM9(芝生)に除草剤と肥料は同時に撒いても大丈夫?
「芝生(TM9)に除草剤を撒いたついでに肥料も同時に!」と言う方も多いと思いますが、基本的に除草剤と肥料を同時に与えても問題はありません。
実際に肥料成分が配合された除草剤などもあり1度に手入れを済ませたい人に選ばれています。
ただし、目土は1週間ほど間を空けて加えるようにしましょう。
肥料と除草剤はどちらが先ですか?
肥料と除草剤の場合、どちらが先かと言うとハッキリ言ってどちらでもいいと感じています。
繰り返しになりますが肥料成分が入った除草剤の場合、どちらが先かということは関係ないためです。
ただし、どちらが先か順番にこだわるなら、肥料を先に撒くと雑草が元気に育ってしまいそうなイメージがあるので、除草剤を先に撒いて雑草を枯らした後に肥料を与えた方が良さそうな気がしませんか。
液体タイプと固形タイプで雑草を除去【2刀流がおすすめ!】
ここ2〜3年ほど液体タイプと固形タイプの芝生用除草剤に頼りっきりの我が家。
目につくほどの雑草には液体スプレーを直接かけ、芝生全体に固形タイプの芝生用除草剤をばら撒いておくイメージです。(もちろん、時々手で草むしりはしています)
家の隣が畑ということもあって「風に乗って雑草の種が飛んできているのでは?」と感じるほど他っておくと手に負えなくなるためです。
液体タイプも固形タイプも、もちろん芝生専用の除草剤。
レビュー評価も良く、価格もそれぞれ1,000円ほどです。
約3ヶ月効果が持続する固形タイプの芝生用除草剤
即効性の期待できる液体タイプの除草剤
芝生専用「固形タイプ」除草剤
1年で1本を使い切るイメージで3回に分けて庭にばら撒いてます。
- 3月頃に1回目(容量の5分の2を散布)
- 6月頃に2回目(容量の5分の2を散布)
- 9月頃に3回目(残りの5分の1を使い切る)
芝生専用「液体タイプ」除草剤
液体スプレーは主に目につく雑草に向けて直接吹きかけていきます。(水で薄める必要なし)
即効性が高く、午前中に吹きかけておけばその日の夕方には枯れ始めているので頼もしい除草剤です。これのおかげで最近では手であまり草むしりをせずにサボらせてもらってる程ですね。
いろいろ試して行き着いた【最強除草剤】
TM9の芝生にして約8年、今まで色々な芝生用除草剤を試してきましたが現在では【シバゲンとアージラン】を組み合わせた除草剤に行き着いています。
多くの方が「シバゲンがいいよ」と言われる通り、除草効果・コスパ面において群を抜いている印象から我が家でも現在まで約3年ほど愛用している除草剤です。
噴霧器を利用する点から少しだけハードルが高く感じるかもしれませんが、多くの雑草に効果が期待できることでしょう。
詳しくはこちらの記事で紹介!経過観察を含めた実際の写真を合わせて参考にしてみてください。
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芝生(TM9)の除草剤【雑草だけ枯らすシバゲンが最強だと実感!】
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まとめ
商品ラベルに「芝生用の除草剤」といった内容の記載があることを確認しましょう。
TM9(芝生)の雑草だけに効く除草剤です。細かく分類すると”日本芝用”と”西洋芝用”などがありますが、TM9の芝生であれば日本芝用を選んでおけば間違いありません。
雑草が生える前と生えた後では使える除草剤の種類も異なるのでご注意ください!
- 「雑草が生える前」⇒発芽抑制剤
- 「雑草が生えた後」⇒茎葉処理剤(選択性処理剤)