芝生を上手に張るには時期が重要なのをご存知ですか?
- 「芝張りに適した時期ってあるの?」
- 「初心者だけどDIYで芝を植えてみたい」
- 「”春張り”と”秋張り”どっちの季節がいいの?」
日本には四季があるので地域によっては多少、張る時期に違いはあります。
例えば、北海道と沖縄では仮に同じ5月でも気温に違いがあるので、芝生を張るのにベストな時期はズレが起こるのも事実です。
1つの目安は近所のホームセンターや園芸用品店をのぞいてみてください。 販売されていたら基本的にはその地域に適した時期といえます。
この記事では、初めて芝生を張る方向けに失敗しにくい時期について詳しく解説していきます。
芝生を張るベストな時期は3月~6月です!
春(3月~6月)になると花や桜が咲き始めるように、芝生にとってもこれから成長しようとする大事な時期です。
ですが、実は3月~6月が”失敗しにくい時期”と言われる理由がもう一つあるんです。
それは梅雨前に芝生を張り終えておくことが大事なポイントです!
芝生を梅雨前までに張り終えておきたい主な理由は、芝生の間の目土が流されないようにするためです。出来れば、梅雨の時期に入る1か月前くらいまでに張り終えておくといいでしょう。
一般的に、芝生の根が張り付くのには1ヶ月ほどかかると言われています。
つまり、芝生の根がしっかりと張り付いた頃に、梅雨時期に入るのがベストです!
実際に我が家でも、5月のGWを利用して芝生を張ってみました。
ちなみに現在(7年後)の芝生の様子がこちら
”春張り”と”秋張り”どっちがいいの?
芝生の種類に関係なくグッと気温が下がる冬は休眠時期にあたり夏場のような青々しさはなくなり、徐々に茶色く変わっていきます。
芝が根付くと徐々に青々しく生長する春張りに対し、根付いたのかわかりにくいのが秋張りの特徴です。
一般的にホームセンターなどで販売されている高麗芝やTM9であれば、芝生を張る時期に違いはないのでご安心ください。
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ホームセンターで探す前に!TM9は通販購入をおすすめする理由!
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芝生を張り終えた”後の”注意点
芝生を張ってから約1ヶ月ほどは、極力立ち入らない方が無難です。
根が張りつく前に必要以上に踏み固めてしまうと、芝生の成長に影響が出ることもあるようです。また、せっかくキレイに並べた芝が乱れてしまう原因にも。
それだけではありません。
踏み固めた部分と、そうでない部分とに高さの違いが出ることも!後あとデコボコ感が気になる事になるので、1ヶ月ほどは極力我慢してくださいね。
部分的に低くなってしまうと、雨水がたまり病原菌の発生にもつながります。
結果、せっかく張った芝生が枯れてしまう原因に・・・。
あくまで必要以上に芝生の上に立つことは控えるようにしておいてください。
芝生を張り終えたら残すは水やり!
芝の下の土にまで行きわたるようなイメージでOK!です。張り終えて1週間ほどであれば、雨が降らなければ毎日あげたいくらいです。できれば、朝一がベストなタイミングです。
ただし、水やりといっても注意したい点もあるのでご紹介します。
日中の気温が1番高い時間帯の水やりは避けておいてください。仮にGWに芝生を張った場合、5月といえど、天気の良い日なら真昼間の気温はそこそこ高めです。
人が暑い日にわざわざ暖かい飲み物を飲みたくないのと同じです。地域によっても気温の違いはあるので、一概には言えませんが「できれば朝一」の方がベストなんだな!ってくらいに考えておきましょう。
もちろん、真夏の場合は間違いなく朝一の方が良いタイミングと言い切れます。
家庭菜園をしているのでよく分かるのですが、真夏の昼間の水やりは土の中の水がお湯のようになってしまい、植物を枯らしてしまう原因にもなります。
このように、水やりや手入れのことを考えた場合、芝生を張る時期は3月~6月がベストだとお考えください。
庭作りの参考にお役立てください。