芝刈り後や芝の生え変わり時期に悩む「芝カスの掃除(サッチング作業)」
- 「サッチングが大事って聞いたけどきりがない・・・」
- 「具体的にどの程度まで察知を取り除けばいいの?」
このような疑問に「芝生(TM9)の庭にして7年の経験からお答えしていきます。」
目次
芝生(TM9)のサッチが取れない【きりがないので程々でOK!】
結論からお伝え。
芝生にサッチが溜まる理由は主に2つ
- 芝刈り後
- 芝の生え変わり
一般的な芝刈り機の場合、ダストボックスや受け皿などに芝カスが溜まるようになっていますが、全ての芝カスを集められるわけではありません。
具体例を挙げてみます。
芝刈りの際にサッチがこぼれ落ちるパターン
- 「芝カスを処分する際にこぼれ落ちる」
- 「風の有無によって受け皿からこぼれ落ちる」
- 「ボックス内が芝カスで一杯だけど、あと少しだからこのまま芝刈りしちゃえ」
- 「芝刈り機とダストボックスの間の隙間からこぼれ落ちる」など
芝刈り以外でサッチが溜まる原因
- 「芝生の生え変わり時期」
- 「花壇や木などから葉が落ちて芝生の隙間に残る」など
さまざまな理由で芝生の隙間にサッチは残るんです。
特に冬場などは芝生の休眠期にあたる季節となるため茶色くなっているはずです。
注意ポイント
パッと見ただけではサッチが溜まっているのかすら判断ができないことでしょう。
サッチを放置しておいても芝生にとって良いことは無いので、定期的に取り除く必要があります。←サッチを取り除く作業を”サッチング”と呼びます。
とはいえ、残念ながら芝生のサッチを全て取り除くのは不可能です。
レーキや熊手などでサッチングをすると思うことは一つ!
全てのサッチは取れないので程々のところでやめておきましょう。
サッチングの目安【きりがないと感じたら十分】
1箇所のスペースに対し「きりがない!」と感じるほどサッチングを行ったのであれば十分にサッチは取り除けていると考えて大丈夫でしょう。(あくまで参考目安です)
レーキや熊手を使ってサッチを取る場合
同じ箇所を 5〜10回程度”掻きむしる”イメージでOK!
繰り返しになりますがサッチングに終わりはありません。1箇所のサッチを重点的に取り除くよりも芝生全体のサッチをバランスよく取る方が効率的です。
サッチングの道具はさまざまですが、一般的にはレーキや熊手など(先端が尖っていないタイプ)の他に、サッチ分解剤などもあるので庭の広さによって使い分けるのがおすすめ。
- レーキ・熊手:体力勝負:即効性あり
- サッチ分解剤:芝生に巻くだけ:即効性なし
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芝生が緑にならないと感じたらサッチを取り除こう
サッチ(芝カス)の放置は芝生にとってデメリットしかないため時間とともに生育に影響が出ることでしょう。
サッチを放置した場合
- 「芝生の隙間にサッチ(芝カス)が溜まる」
- 「風通しが悪くなる」&「水はけが悪くなる」
- 「必要な養分が届きにくくなる」
- 「芝生に元気がなくなる」
- 「緑にならないと感じる」
サッチングをした場合
- 「芝生の隙間にサッチ(芝カス)が溜まる」
- 「サッチを取り除く」
- 「風通しが良くなる」&「水はけが良くなる」
- 「必要な養分が届き安くなる」
- 「芝生が元気を取り戻す」
サッチを取り除くと「風通し」と「水はけ」の改善が期待できます。芝生の種類に関係はなくサッチ取りは定期的に行うのがベストです。
サッチングにおすすめの道具3選!
サッチ分解剤:「即効性はないが手軽なのでおすすめ!」
レーキ:「伸縮タイプであれば腰が痛くなりにくい」
熊手:「かがむ姿勢が長くなるため腰が痛くなる」
サッチングで活躍した道具を詳しくご紹介しています。
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サッチングを終えたらエアレーションを行って土の中に新鮮な空気の通り道を作ってあげましょう!
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