芝生(TM9)を庭にして約10年の経験から【芝生のキワ対策】について実際の写真とイラストを使って詳しくお伝え。
芝生管理の参考にしてみて下さい。
目次
芝生のキワ対策【気になる壁際(端っこ)はレンガが鉄板!】
芝生の特性上、外構ブロックや建屋などのキワとなる壁際(端っこ)は伸びやすくなります。
伸びない(伸びにくい)と言われるTM9であっても壁際の芝だけはグングンと伸びる印象
バリカン式の芝刈りを使えば問題はありませんが、できることなら1度の芝刈りで全ての芝を借り切りたいところです。
そこでキワ対策として壁際(端っこ)にレンガを設置。長期的に見ても手入れが楽になることからおすすめです。
壁際の芝刈りができる
ビフォーとアフターの写真はご覧の通りです。
芝刈り機のタイヤ部分にあたる箇所の芝生を狩ることができませんでしたが、壁際(端っこ)にレンガを設置したことで、レンガの上をタイヤが通るため1度の芝刈りで見た目の整ったキワに仕上げることが可能。
以前まではバリカン式(手持ちタイプ)を使って壁際の芝を整えていましたが、レンガを設置してからは芝刈りにかかる時間も短くおすすめです。
コスパと色合いを考えて我が家では「セメントブロック」を使っています。レンガのタイプは様々なので、お好みのレンガの色を選んでみて下さい。
レンガを設置する手順
用意するものは次の通り
- 「レンガ」
- 「芝生カッター」or「はさみ(園芸用推奨)」
- 「スコップ(100均)」
芝生カッター(ターフカッター)があると比較的容易に芝生をカットすることが可能ですが、園芸用のハサミでも代用OKです。
レンガには様々な種類のサイズがありますが、芝刈り機のタイヤ部分が十分に乗るだけのサイズである必要があります。実際に使っているレンガは「200×100×60」サイズのセメントブロックを利用しています。
「レンガのサイズに芝をカット」
レンガのサイズに合わせて芝をカットしていきます。
ターフカッター(芝生カッター)があると比較的容易に芝をカットすることができますが、園芸用のはさみであれば代用可能です。
「土を掻き出す」
レンガが入るようにカットした芝の下の土を掻き出していきましょう。
土底に砂利を敷いて水はけ改善につながるので、水たまりができやすいと実感がある場合はおすすめです。
「レンガを設置」
土底を調整しつつ極力水平になるようにレンガを設置していきます。
ポイントは芝生とレンガの高さを合わせることです。
NG例はレンガの方が高くなってしまうと、新たな壁となってしまい上手に芝刈りができません。反対にレンガが低くなってしまうと軸刈りの原因となります。
最後に掻き出した土をレンガの隙間に戻したら設置完了です。
壁際の芝生がスッキリした
以前までは壁際(端っこ)まで芝を刈ることができなく、手持ちタイプの芝刈り機(バリカン式)を使って芝生のキワを揃えていましたが、レンガを設置して芝刈りにかかる時間も短く、何よりも1度の芝刈りで庭全体の見た目が整うようになりました。
レンガは白系の「セメントブロック」を使用。探した中では最もコスパに優れ、サイズ感と芝との色味も間違いないと実感しています。
参考にしてみて下さい!